6年生から始めた我が親子の
塾なし独学の受験体験をもとに、
都立中高一貫入試の受験対策、勉強ポイント、
役立ち情報(倍率、偏差値等)、参考資料等を
ざっくばらんにお伝えするブログです。
特に子供が合格した都立白鴎中学の情報は、
やや濃いめです(笑)。
「1年あれば、なんとかなる!」
をモットーに、コツコツがんばりましょう。



白鴎中学から連絡があり、
我が子のWEB授業が始まりそうです。
このご時世なので、
自分のPCは自分のテレワークに
使わざるをえないので、
子供の学習用にiPadを購入しました。

痛い出費ですが、やむをえません!
ちなみに、各種通販サイトやら
価格ドットコム等を調べてみた結果、
機種にもよるとは思いますが、
AppleやAmazon等の大手が、
一番安い結果に。
安売りってできないんですかね(汗)。

ってか、今サイトを見たら、
自分が調べた時よりも機種が減ってて驚き!
もしかして、私と同じように、
お子様がオンライン授業を受けざるをえず、
新たに購入された方が多いんですかね。

でも、いざ使ってみると超便利ですね。
私が欲しいくらいです(笑)。
とりあえず、
学習用に限定して、子供二人に使わせてます。



さて、前置きはこれくらいにして、
前回までのところで、
課題文や資料に前提条件や答えの足がかり、
はたまた答えそのものが書いてあることが
多いので、丁寧に読み込むことが必要。

ただ、何回も丁寧に読む時間は無いので、
試験の最初に問題文を読んでしまい、
それ解答するっていう意識を持って、
文章や資料を読み込み、
問題自体に下線や丸を付け見える化し、
後から見るポイントを
わかりやすくしておくことが、
実践的な試験対策となるというところまで
お伝えしてきました。

それを踏まえ今回は、
具体的な適性検査における時間配分を
これまでお伝えしてきた内容を踏まえ、
ここ、実は超重要です!!
なぜなら、
受験生の多くが、時間配分に失敗して、
最後まで問題を解けなかった、
ということが非常に多いからです。
具体的な時間配分を
あらかじめ知っておくことで、
焦らずに解いていくことができます。
しっかり理解してくださいね!



一般的な都立中高一貫校の白鴎中学の
適性検査を例にしてお伝えします。

復習になりますが、
適性検査Ⅰは45分、Ⅱも45分、Ⅲは30分、
というのが与えられた時間です。
この時間の範囲内であれば、
どのように時間を使おうが、自由です。
極端に言えば、
大問を1問捨てて、
それ以外の問題に全てを賭ける!
なーんてこともできちゃうわけです。


それでは、早速結論からお伝えします。

<試験時間が45分の場合>

①解答用紙に番号を焦らず記入する

②試験全体ボリュームを把握:①②合わせて1分

③大問の問題文を読む:1分

④課題文や資料を読み込む:2分

⑤問題を解く:10分

⑥③〜⑤を大問1セットとして×3:計39分
(ただし、解きやすい問題から優先的に)

⑦余った時間配は次の問題に回してよいが、
不足しても一旦先へ進む


②と⑥を足すと、合計40分になります。

あれ、試験時間って45分じゃなかったっけ?
と思われますよね。
そーなんです、
そこがまさにこの時間配分のポイントです!

45分の試験時間であれば、
【5分残し戦略】
を実践しましょう。

この5分の使い方は、
◆基本は見直し時間
◆どーしても時間が足りなかった部分に回す
◆あと1分あれば解けるという際の先取り
等、要は調整時間に当てます。
つまり、
最初から40分で解くという意識を持つことで、
何か不測の事態が起こったとしても、
5分は調整時間があるという
心の余裕ができます。
この心の余裕が重要でなのです。


<試験時間が30分の場合>

①解答用紙に番号を焦らず記入する

②試験全体ボリュームを把握:①②合わせて1分

③大問の問題文を読む:1分

④課題文や資料を読み込む:1分

⑤問題を解く:7分

⑥③〜⑤を大問1セットとして×3:計27分
(ただし、解きやすい問題から優先的に)

合計28分となりますので、
2分残し戦略となります。
さすがに30分の中で5分残すのは
難しいので、そこは柔軟に対応します。


結局、適性検査もあらかじめ解き方や
時間配分を一定考えておくことが、
子供たちの「武器」となります。
戦場……と言うと言い過ぎかもしれませんが、
竹槍よりも強力な武器を持たせて、
送り込んであげたいものですよね。

時間配分が決まれば、
試験の開始時間から逆算し、
いつまでにどこまで解く必要が
あるかがわかりますので、
スムーズなのか苦戦してるのか、
子供自身で判断できるのもメリットです。
ぜひ、お試しください…まずは自宅や模試で!



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